コーラル、気の向くままに。

★後期から始まった授業の一つに、実験をしてレポートを提出するものがあります。
　今回の実験は、人の眼の錯覚について。ちょっと例をあげてみますね。

　下の図を見て下さい。

　　　　　　A　　　　　　　 B


　横棒のAとB、どちらが長く見えますか？
①Aが長い。
②Bが長い。
③どちらも同じ長さ。

　正解は、③。どちらも同じです。多分、①のAが長く見えた方が多かったのではないでしょうか？
　これは、「ミュラー・リヤー図形」と呼ばれるもの。結構有名なので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。

今回はこの図形を利用して、線の長さや角度など、色々と条件を変えながら実験を行うのですが……。実は、１人の被験者に対して、４８回も試行をしなければならないのです。一人実験するのに、３０分近くかかります。勿論、１人だけのデータじゃ不確か。せめて１２人分のデータは集めろ、と指示があり。
　３０分もかかる実験につきあってくれる人が、そんなに沢山いるはずもなく。結局、同じ学科のメンバーでお互いに実験者と被験者をしあう状態です。

　しかも、実験セットは一つだけ。１人が実験をしていれば、他の１１人は実験できないという状況。大学の金欠ぶりを実感です。（笑）
　そんなわけで、今日のような土日も利用して実験をすすめています。私も本日やってきました。

　ちなみにこの授業は、毎週このような実験を提示されるとのこと。今後、１１の実験と１１のレポート……恐ろし～。（苦笑）
　実験内容は結構面白いんですけどねー。まぁ、やるしかありませんね。せめてもの救いは、キー打ちがそこそこ速いことです（←レポートで役立つ）。駄文書きで鍛えておいてよかったー。（笑）